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現代社会の問題

高度成長と言われる約50年の間に得た豊かさの影で

水質汚染、農薬や化学肥料、食品添加物などにより増え続ける活性酸素

現代は「食の改善」だけでは、健康の維持はできない時代です

高度成長の影の​負の連鎖

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高度成長と言われる約50年の間に得た豊かさの影で、自然環境は破壊され、自然との調和の中で営まれてきた食物連鎖のサイクルが大きく狂い始めています。

水質汚染、農薬や化学肥料、食品添加物などにより、私達が口にする食品全てに、過酸化物質が急増しています。この過酸化物質の害とは、すなわち活性酸素の増大なのです。

また農業排水、生活排水、酸性雨などで河川が汚れ、水道水は大量の塩素で殺菌しなければなりません。この塩素が、野菜など食品の、さらなるビタミン破壊の原因になっています。

 

現代の社会は、もはや「食の改善」だけでは健康の維持はできない時代なのです。

環境からのフリーラジカルの発生因子

病気の原因は酸素毒と言われています

活性酸素がもたらす主な病気

  • 脳神経系
    脳浮腫、脳梗塞、てんかん、自律神経障害

  • 呼吸器 / 血液系
    肺炎、肺気腫、白血病、高脂血病、高血圧

  • 循環器系
    心筋梗塞、不整脈、動脈硬化

  • 消化器、内分泌系
    胃潰瘍、肝硬変、糖尿病

  • 支持組織系 / 皮膚
    関節系リウマチ、アトピー性皮膚炎

     

カラフルな飲み薬

現時点で活性酸素やフリーラジカルが関与していると考えられている病態や疾患

ほとんどの病気の原因は『活性酸素』

私達は呼吸することで酸素を取り込み、活動エネルギーにしています。このときどうしても避けられない宿命があります。それは、体内に吸入した酸素の約2%が「活性酸素」となることです。

活性酸素とは、酸素原子が電子を失った状態のことをいいます。活性酸素は再び原子としての安定性を求め、高エネルギーで周囲の物質に酸化という大きな変動・影響を与えてしまうのです。この化学反応は細胞、更には遺伝子に障害を与えたり、正常な機能を阻害します。

活性酸素が身体に悪いワケ

活性酸素発生のうち、かなりの量は腸内異常発酵が原因と言われています。

成人病をはじめ、現代病のほとんどは「活性酸素がもたらす“代謝不全”」が原因です。代謝とは新陳代謝・エネルギー代謝・物質代謝・解毒代謝などです。ヒトが病気で苦しむのは、代謝の働きが衰え、自然治癒力が低下します。

体内物質の酸化

  • 脂質を酸化    → 胃腸内異常発酵

  • タンパク質を酸化 → 老化促進

  • 酵素類の酸化   → 慢性病の誘因

  • 遺伝子の酸化   → 遺伝子の異常

「代謝」と「自然治癒力」の関係

「代謝」と「自然治癒力」は比例します。プロトンを取り入れて、いつまでも活発化をすることが大切です。

活性酸素・フリーラジカル

水の元素を電子的に観ると、すでに病気の素と治癒の素が表現されていた。(実線の部分が病気の素)

図は、生体で酵素反応が行われている酸素代謝を模式化したもので、活性酸素(O⁻2)が免疫機構で4(H⁺+e⁻)を用い水に消去(解毒・排泄)されていく過程を示しています。
活性酸素は電気化学的な非共役性によるものなので、対応するには電気化学的なものを用いることです。

図から、呼吸して得られた酸素(O2)が電子(e⁻)を受け取り、病気の元とされる活性酸素種のスーパーオキシドアニオンラジカル(O2⁻)が生じています。その活性酸素を消去させるために、生体ではさらに免疫機構が働き2個のプロトン(H⁺)を供給して、過酸化水素ラジカル(・OOH)を通して過酸化水素(H2O2)にまで消去しています。しかし、過酸化水素が過剰に発生すると発がん性が生じますから、生体ではさらに電子(e⁻)が与えられて、過酸化水素は水酸ラジカル(・OH)と水酸化イオン(OH⁻:別称・水酸基)とに分解されています。この水酸ラジカル(・OH)は電子1個不足しているために強酸化性を示しますので、さらに電子を受け取り水酸化イオン(OH⁻)となり、最終的にプロトン(H⁺)が供給されて「水に消去している」ことが示めされています。ここで問題なのは、水酸ラジカル(・OH)の消去です。それには電子の供給が必要ですから過剰電子水ともいわれる還元水を供給する手段が有効的ではないかと考えられます。

フリーラジカルについて

原子は陽子と中性子からなる原子核と、その周囲の軌道にある電子から出来ています。
通常、原子や分子の周りを電子は一つの軌道に二個回転していますが、一つの軌道に電子が一個しか存在しない種類があります。フリーラジカルとは、この不対電子のことです。

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フリーラジカル
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安定した原子や分子
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本来電子は一つの軌道で対をなして安定する性質がありますが、フリーラジカル(不安定な原子や分子)は安定しようとして、原子や分子から電子を奪おうとします。この連鎖反応が細胞膜上で起きると、膜障害の原因となります。

免疫機構

4陽子(H⁺)4電子(e⁻)還元反応

第1段階:O₂+(H⁺+e⁻) → H₂O

第2段階:HO₂+(H⁺+e⁻) → H₂O₂

第3段階:H₂O₂+(H⁺+e⁻) → H₃O₂

第4段階:OH+(H⁺+e⁻) → H₂O

生体内では絶えず酸化と還元の綱引きが行われています。
酸化がその綱引きに勝つと病気という形で現れます。
しかし、人間にはこの酸化の原因である活性酸素を体内で、安全な水に戻す力があります。
活性酸素の特徴は、電子(e⁻)が1個不足したために不安定な状態でラジカル化(過激)して暴れて、細胞を傷つけていきます。
電子化学的な活性酸素を消去するためには、電気化学的な物質で対応すればよいのです。
そこで、水素と電子『H⁺+e⁻=プロトン』を体内に十分補給することで、からだの酸化は健康な還元型に維持することができるのです。

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